「資料集の事?」


「そぅ。先輩に貸したの?」


貸したというか……


勝手に借りられた?みたいな


んーなんて言えばいいんだろ…


拓哉ちよっと怒ってる……


「貸してないけど…」


「じゃぁ、"峰島先輩"と
  知り合いなの?」


峰島……??


聞いた事のあるような…


ないようなー…


でも、わかんなぃ


資料集貸したりは


峰島先輩って人なのカナ?


「違うよ」


「なんか、俺が廊下歩いてたら
  峰島先輩にお前の机に
 置いといてって資料集
  渡されたから……」


な、なるほど…

複雑で難しいような話だ…

…てか、なんで

「拓哉ちょっと怒ってるの?」


その言葉をあたしが言った瞬間


一気に拓哉の顔が赤くなった