沖田がゆらに近づいていった

ゆらはおとずさった
しかし、

背中にひんやりと冷たい感覚

い、行き止まりか!?

前は沖田、後ろは壁に挟まれてしまった

しかし、そこで

「総司~
 土方さんがよんでるぞ~」

のんきな声が襖の外から聞こえてきた。

「ちっ。」

え?
今、沖田さん、舌打ちした?

「総司~?
 入るぞ~?」

スッ-------

襖が開いた。
そこにはかわいらしい顔立ちの
少年?らしき人がいた。

「総司!?
 見知らぬ人がいるんですけど!?」

「ああ、この子のことは
 後で紹介しますから。」

沖田はゆらに体を向けた。

「今回のことは土方さんに免じて
 許してあげます。けど・・・
 これからはちゃんと守ってくださいね?」

「はい・・・」

相変わらず怖いな、沖田さんは・・・