その頃ゆらは
すでに屯所に戻っていて
さっきの沖田と山崎の
様子を気配を消して伺っていた。

だれかに見られてるような気はしてたけど
監視の天才といわれた
山崎烝か。
な~るほどね。

ってことは、土方さんの
差し金か。

そのころ沖田が
黒いオーラをまとっていたことを
ゆらはきづかなかった。

って、沖田さんが帰ってきたのに
部屋にいないのはおかしいんじゃないか!?

ト、トイレ!
厠にいっていたってことに
しよう!!

そう思って
すぐに部屋に戻った

ス-----

「あ、沖田さん
 帰ってたんですね
 お帰りなさい」

なるべく冷静に
動揺がばれないように!!

その時、
沖田が顔を
上げたとき初めて
沖田が黒いオーラをまとっているのに
気が付いた

ひぃぃぃぃぃ
沖田さん・・・

怖い!!