DIA-ダイヤ-

「あ、でもさ、夕方から会おーぜ?」


「…友達って女の人の方?」


なんとなくそうに違いないと思った。


「あぁ、そうだけど」


悠斗の表情は変わらない。


「結婚式に呼ばれるくらいだから仲良いんだね」


「んー、昔はよく遊んだけどしばらく音信不通だったし、どーかな」


少し笑って悠斗が言ったけど、その笑顔をあきれられたように感じて胸がざわつく。


「しばらく音信不通だったのにわざわざ行くんだ?その人もどうしてわざわざ悠斗を誘うんだろ。きっと会いたいんだろうね」