DIA-ダイヤ-

『バイト終わって帰ってきたのか?』


「ん?どうしよう。買い物のことは内緒だし、純さんとご飯行ったのも言いにくいし…。」


純との食事の理由を聞かれたら困ると思い、私は今日のことは全部秘密にすることにした。


『そうだよー。悠斗も家にいるの?あさってって悠斗も休みだよね♪遊びに行こうよ』


送信。


しばらく経っても悠斗からの返事が来ない。


「あれー、寝ちゃったのかな」


私は気になりながらお風呂に入って寝る準備をする。


そろそろベッドに入ろうと部屋の電気を消した時、携帯がチカチカ光った。


「悠斗だ♪」


暗い中携帯を開いてメールを読む。