ＤＩＡ－ダイヤ－

「こちらです」


手渡されたジャンバーを純に試着してもらい、サイズは問題なし。


「やった♪これくださーい♪」


悠斗が欲しがってたジャンバーをプレゼントできることが嬉しくて仕方ない。


綺麗にラッピングしてもらい、大きなグレーの紙袋に入れてもらってショップを出た。


「なんか俺のプレゼントみたいだよねー、なんちゃって。じゃあご飯行こう！」


（お前じゃないっつうの！もー、せっかくの気分がー！）


イラッとした気持ちを押し隠して近くのレストランに行くことにした。