DIA-ダイヤ-

(買い物してご飯食べてサッサと帰ろう)


そして歩いて10分程で着くショップに二人で向かった。


ずっとテンションが上がってて話しまくる純とそれに普通に答える私とで、なんだか噛み合わない雰囲気。


たった10分の距離が長く感じる。


(あーあ、こんなに疲れるんなら一人で来れば良かった…)


後悔しながらショップに着いて、佐山から聞いたメモを取り出しスタッフの人に聞く。


「はい、それならこちらにありますよ」


(良かったー!)


一気に安心して案内するスタッフについていく。