DIA-ダイヤ-

「悠斗、大丈夫?結構ハードなのばっかりだったじゃん?」


「あ、あぁ、平気だぜ?なんか久しぶりに乗ったから少し気持ちわりーけどな」


そう言って笑ったけど確かに少しだけ元気がない。


「じゃあ、次はソフトなのにしようね♪」


まだまだ乗る気満々な私に悠斗は乾いた声で笑った。





ゆっくり休んだ私達は園内を散策することにした。


お店をまわったり、大きな池のそばのベンチで座って話したりしているうちに日が暮れ始めていた。