「今日からこのクラスに入る佐白 由愛だ
佐白は宮沢の前だ」
私の席は一番窓側の後ろから2番目の席だった
日当たりも良くいい席だと思ったがまさかだれもが狙うあの
宮沢 海斗の前だった
「と言っても宮沢さん寝てるじゃん」
とぼそっと言ったつもりだったが・・・
「佐白さんなんか言った?」
前の席の人には聞こえていた見たい。
「えっと・・・名前は・・・」
「あ、ごめんごめんっ! あたし神田 未央。 みおって呼んで!」
「みお…ちゃん?」
「ちゃんはいらないよー」
「みお・・・だね。 あたしはユア。」
「さっき自己紹介先生言ったじゃん! ユアおもしろー!」
「神田!何が面白いって?」
ミオったらあんな大きい声でっ///
「すいませーん」
「ミオも面白いよー」
「ユアには負けるよー」
この学校で最初の友達ができてスタート上々だ!
「ユアー おいでー!」
そう声をかけてくれたのはまさしくもミオだった。
それと、横にかわいらしい女の子が…
「ユアー こっちはリリカだよー」
「ユアちゃんよろしくね!」
リリカちゃん事 浅井 莉里花ちゃんは
肌黒でポニーテールが似合う元気なミオとは正反対で
色白でさらさらストレートのお嬢様系女の子だ。
私はセミロングで軽く巻いてあり中の中ってところだから・・・
この3人ぴったりかも!
「ユアなににやついてんのよー」
しまった妄想が‼
「ほらね?リリカ。ユア面白いでしょ?」
「爆笑だよー」
「あはははは」
そう3人で笑い合った
