夜になり急に麻衣から電話が入った。



「もしもし………」





「愛理。……今日ね、翔に私を紹介してもらったんだけど陸様に………王族の血が汚れるから今後一切翔と関わるなっていわれたっ」

泣きながら麻衣が喋る。




「………そんなっっ。今から麻衣のところいくから待ってて」



麻衣の事を想像すると居てもたってもいられなくなってしまった。