翔の手を離して静かに離すと一度皆が気絶してる中、一人だけ愛理の姿に立ち尽くしている麻衣を一度見て翔に向き直った。



「私はミカエル第一王女です。…ーー私は「さっきから黙って見ていたらお前俺の物に何してんだ。殺されたいのか。」」



後ろから割り込んできた陸の声が冷たく響く。