「翔。…小さな天使に俺はどうやら今まで騙されていたらしい。」




「……どうゆうことだ」



怪訝そうに翔が尋ねると陸はリストを見せた。



「愛理はこのリストには平民から来たことになってるが本当は『ミカエルの王女』なんだ」


「……どうゆうことだよ」


パニックを起こしかけている翔を見て寂しそうに笑った。





「俺の失態だ。」