「1組から貼っていくから確認したら
静かに整列しろ~!」

主任の声とともにみんな
いっせいに動き出した。


『ちょ!優子、あたし視力的無理!
見てきてくれると嬉しいな~!』

「まったく!はいはい美麗さま~!」


グチグチ言いながら
優子は走っていった。
優子の背中を確認しながら
あたしは内心ドキドキしていた。

…優子と一緒のクラスなれるかな?

あいつとはまた、離れちゃうかな?