次の日、斗真くんから借りていたタオルを斗真くんに返した



すると私と斗真くんを結ぶ接点はプッツリと切れたような気がした



お昼休みにコーヒーを買いに行くことを頼まれることもなくなった



斗真くんの中で私は斗真くんに告白したくせに、即効で浬世也と付き合っている軽薄女ってことになってるんだろうな



優ちゃんとは大違いっていうのもそこら辺から来てるのかもしれない



優ちゃんはどんなに告白されてもまったくなびかない



その反対で私はホイホイ付いていく、そう思われてるのかも



否定したくても



初めからそんな価値もない女の話なんて聞きたくないんだと思う



斗真くんと目が合うことがなくなったから