遠回りもいっぱいした



涙もいっぱい流した



でもいつだって気持ちはシンプルで



答えはたった1つで



それを探し回ってやっと手に入れた



唯一無二の気持ち





そして見つめあった斗真くんの顔が私に不意に近づいた



もう離れたりしないから



覚悟しててね?



私のハートを盗んだ罪は重いわよ



そう思いながら瞳を閉じる





唇から感じるお互いの想い






「斗真くん…好きだよ」





そう言って斗真くんをギュッと抱き締める



すると斗真くんも強く抱き返してくれて



耳元に小さな声で囁いてくれた





「俺も…」









今、





彼を捕まえた!














彼を捕まえろ!  END