「倉田」 今頃名前呼んだって遅いんだから メチャクチャ傷ついたんだから 何言ったって、機嫌なんか直りそうもないよ 「菜々子」 ━━━━━━━━!? 私は下の名前を呼ばれて思わず机から顔を上げていた 斗真くんは頬杖を付きながら、いきなり起き上がった私に少しビックリしたような顔をしてた うーん、その顔やっぱりかっこいい… 「今…名前…」 「は?」 「名前呼んでくれた!?」 そう言った私は笑顔を押さえることが出来なかった 表現するとニパーッっとした顔になっていたと思う