彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜




すると浬世也が何かを見つけたみたいに私の方をじっと見つめる



「何?」


「菜々子…ちょいジッとしてて」


「え?」



浬世也はそう言うと私に体を近づける


そして私のマフラーに手を伸ばしてゴソゴソと何かしだした



「浬世也?」


「ちょっと待って…もうちょっと…」



なんだろう?


優ちゃんも不思議そうな顔でこちらを覗き込んでいる



「…っん…とれた!」


「え?」



何かを手にした浬世也はそれを見て、浬世也自身も不思議顔になっていた



「なんだこれ…」


「何かついてた?」


「うん…これ」



そう言って私の手のひらに置かれたモノ



「何でそんなもんがマフラーに付いてるんだろうな」


それを見て私はビックリして目を見開く



これって…




グイッ━━━━━━━━━━━━━━………!!



「キャッ…」