やばい! 倒れる! 咄嗟に出した手が余計だった ジッとしていれば自分の肩にもたれ掛かって来たものを 私の手は近くにあった斗真くんのカバンに思いっきり当たる うわー! やばいー!! なんとか拾おうと両手を伸ばしたけれど、間に合わずカバンは床にまっ逆さまに落ちていった バサバサッ━━━━━‥‥━━‥カシャーン━━━……!! やっちゃったー! その音を聞いて、斗真くんがガバッと身を起こす そして隣に座っている私を見て目を見開いて驚いている 「は…?」 あ… なんかかわいい… 寝ぼけてる?