「んじゃまた月曜日ね〜」 私は優ちゃんに手を振りながら荷物を持って教室を後にする 斗真くんの好きな人 頭の中をその言葉だけが何度も何度も浮かんでは消えそしてまた浮かぶ 校章を付けていない人なんて結構いる 不自然なことじゃない なのに何かが胸の辺りでつっかえてモヤモヤしている 深雪ちゃんが言うのが確かなら斗真くんはずっと校章を付けてた じゃあ校章を外したのはなぜ? そんな答えのでないことばかりを考えて難しい顔で歩いていると あっと言う間に図書室までたどり着いた