着信履歴が文哉で埋まり
私も限界がきていた
時計を見るとまだ2時
でももう無理だ
3コールで声がした
『陽子っ・・・
もうっ、無理かも・・』
安心してしまった私は
声を出して泣いた
「観月の気持ち、よく分かった
だけど、松下さんにも
きっと言い分があると思うの
だから・・・夜まで待てる?」
陽子のやろうとしていることは
なんとなく分かった
だけど・・・
『文哉に私の気持ちなんて分からないよ』
「あのね
言ってないのに分かるわけないでしょ?
松下さんが一番好きなのは観月って
あんたが一番よく分かってるでしょ?」
『数時間前まではね』
「もう・・・
とにかく!また電話するから
じゃあね!」
一方的に切られてしまった
私も限界がきていた
時計を見るとまだ2時
でももう無理だ
3コールで声がした
『陽子っ・・・
もうっ、無理かも・・』
安心してしまった私は
声を出して泣いた
「観月の気持ち、よく分かった
だけど、松下さんにも
きっと言い分があると思うの
だから・・・夜まで待てる?」
陽子のやろうとしていることは
なんとなく分かった
だけど・・・
『文哉に私の気持ちなんて分からないよ』
「あのね
言ってないのに分かるわけないでしょ?
松下さんが一番好きなのは観月って
あんたが一番よく分かってるでしょ?」
『数時間前まではね』
「もう・・・
とにかく!また電話するから
じゃあね!」
一方的に切られてしまった



