"桜河原"と名前がついている通り、この学校の近くには桜の木がたくさん並んでいる土手があり、川もある。


天気がいい日には必ず
莉々はここでお昼をとることにしていた。













夏へと近づいているこの時期

桜の木は緑色へと移り変わっている。


土手の草が生えていて柔らかい部分に莉々は座っていた。









頭に浮かぶのは

いつでも笑いかけてくれた
昌のこと。





(昌は葉桜が好きだったんだよね・・・)