「そろそろいくか。」 「壮也から言うなんて、珍しいな。」 「な~んか、恭が良いことあるって言うからマジでありそうな気になった。柾!教室行こーぜ!」 「……あぁ。」 ガチャッ。 屋上に来るのは大抵俺ら4人位。 なのに、 出ようと思ったまさにその時 ドアが開いた。 重い腰をあげて 教室に向かおうとしたこの時 君に初めて会ったんだ・・・。