タカヤもびっくりしたと思う。



だけど今、頭に浮かぶのは


‥サチさんの幸せそうな顔。




きっと、今の私がしなきゃならない事はタカヤと別れること‥


だけどそれが出来ないのは
やっぱり好きだからであって

中途半端に距離を置いても
解決しない事は分かってた。


夜空を見上げながら呟く。

『タカヤ、大好き。』