私、霧多 鈴奈。


教室の前の廊下にはるんチャンといる。



「ねぇ、鈴チャン??」


「ん??」


「彼氏のどんなとこが好きなの??」


突然、興味深々で聞いてきた。


「ん~・・・どんなとこっていわれてもな~・・・全部好きだからっ///」


もぅ~・・・恥ずかしいっ///

秀樹になんていえないよぉ~・・・///



「へぇ~・・・」


なぜか・・・とても納得していた。


それにしても・・・秀樹遅くない??


――それから、3分。



「もぅ、行こうか・・・」


と諦めかけたそのとき、



「鈴奈っ!!ゴメン!!!」



「秀樹っっ!!!」