きっと明日は・・・




「あっ!!!お兄ちゃん!!」


何かを思い出したように戻ってきた。


「ったく・・・なんだよ??」


「さっきのこと言わないから、安心して!!!」


「信用ならん・・・。」


「本当だって!!!ね♪」


だから言いたくねぇんだよ。お前には!!!



「わかった・・・。ったく絶対言うなよ??」


「ぅん♪」


それで満足したのか、花美奈は、リビングへ戻っていった。






「行ってきます。」


「いってらっしゃ~い♪お兄ちゃん。」


「いってらっしゃいなっ♪秀樹」


「おぅ!!」

見送りはいいんだけど・・・


全員で見送るのやめてくれない?毎日よ~・・・ったく。



♪~♪


「Dear 秀樹 From 鈴奈
 今日は、一緒に行こっ♪うちまで迎えに来て~(*・ェ・*)ノ~☆ヨロシク♪」


家を出た後でよかった・・・。


そう思うのも無理ない。

家でケータイに来ると。。。


「あらっ♪秀樹、彼女からよっ☆」


「やるな~。」


「ぃぃな、ぃぃな、お兄ちゃんは!!」

って言い出すんだからよ。


きりがねぇっつ~か・・・。


「Dear 鈴奈 From 秀樹
 わかった。もうすぐ行く。」


そう返信して、鈴奈の家に直行した。