「じゃぁ、がんばってね☆」



「ぁ…はぃ。さようなら。」


「さようなら♪」

応援されても困るし、

テンションあげられても…


なぜか、あのおばさんは

鼻歌を歌いながら保健室へ戻っていった。



なんだったんだろ…。



やっと下駄箱についたとき、


鈴奈がいた。



「なんでいんの?」


「秀樹、ひどっ!!保健の先生と??」


「はぁぁぁ??何言ってんだよ。」


「だって、仲良く話してたじゃん。」


「あんなおばさん興味ねぇよ。」


「あ・・・嘘嘘♪怒んないで~☆」


怒らせたの誰だよ。


「怒ってねぇよ。」


そう言って、靴を出した。


パサッ


ん??