坂を登り終えてもまだ自転車はついてきてる


そして橋を超えてやっと自転車は曲がって行った



それはやはり千佳だった


千佳はゆっくりと自転車をこいでいる


私をそして私の方を見ていた


橋を超えてしまえば千佳は遠回りになる


だからやはりおかしいのだ