私の名前は早乙女夢乃[サオトメ ユメノ]
春から高校生になりました!

だけど、私には1つ心配なことがある。

それは、イジメ…

ちゃんと友達ができるのかな…
もし、またイジメられたらどうしよう…

私はそんな不安を抱えて
新しいクラスへと向かった


---ガラガラ---

黒板に貼ってある席の表を見て

自分の席へと向かった。

「ねね!少し話さない?」

突然声をかけられて私はすごく
びっくりしてしまった


「あ、ごめん!びっくりしちゃったかな?」

「あ、いえ。こっちこそごめんなさい」


「敬語じゃなくて全然いいよ!あ、そうだ
私、青山優っていうの!優って呼んでね♪」

「私は早乙女夢乃っていうの、夢乃って呼んでね♪」

「りょーかい!夢乃ね♪よろしくー!」

「うん!よろしく!私、友達とかいなかったから
こういうの慣れてないんだ…」

「そうなの?すごい友達とかいそうな顔してるけど…
そうなんだ…これからは私に何でも話してね!」


「う、うん!」


私は、初めて友達を作ることができた。

この子なら信用できる気がする、いや
絶対に仲のいい友達になれる!


私、変わってみようと思います!