「画用紙だってー…100円ショップでいいですか?」
「うん!経済的だねw」
「女子高生ですし!一応」
「このシュシュ、川嶋さん似合いそーう」
「風船も必要だよ!」
「ハンドグリッパーまで100円なんだあ。」
「何するんですか?これ」
「握力、きたえられるやつ。
健之助に買ってやろうかなっ、この50㌔ってやつ」
先輩の言葉、すべてが
胸に染み込むように思えた。
人って不思議。
楽しい時間は、すぐに過ぎてしまうから。
逆ならいいのに。
楽しい時間が長く感じて
退屈な時間が早く感じればいいのに。
「今日は手伝ってくれてありがとうございましたっ」
もう終わりかぁ
明日からは、もう他人なのかな…。
夢みたいだったな
楽しかった。
すごく。
「なんか俺、けっこう楽しんでた!
じゃあ、また明日ね」
「あ…はい!さようなら」
明日――
明日があるんだ。
あるといいな。先輩と話せる明日が。

