恋の歌

コクンと頷くと、転校生はニッと笑った。






「キスしてたから毎日居残りだとよ。」


「っ‥はぁあああああああああああ!?」






てかしてないし!!!






くくくっと笑う転校生。








「否定して来る。」







私はガタンと席を立った。








するとガシッと腕を引かれた。







「無駄だ。」


「何で無駄なのよ。てか否定したい。ものすごく!」


「フッ。ほんとバカ。」







なっ!






私が言い返そうとしたときだった。