恋の歌

私は必死にもがいた。






「何ならここでスる?」


「いやっ!!」






私はジタバタするけど奏多さんの力に勝てない。






私はそのまま砂浜に倒れてしまった。






「もっと嫌がってよ。」


「っ‥!」






奏多さんは私の上に跨りニヤッと笑った。






体に悪寒が走る。







「春樹―――――!!!」








私は無意識に春樹の名を呼んでいた。