開始して2時間。





「ちょっと休憩しようか。」


「はい。」






末廣先輩は席を立ち、1階へ降りて行った。







私はテキストを見つめた。







アイツも勉強とかするのかな?






しそうにないタイプなんだけど。







でも学校で出された宿題は期日を守り出している。






見た目は不良。でも中身は真面目。







不良と言ってもヤンキーとかの部類ではなくて、茶髪で腰パンだけど、こうなんて言うか‥。







「愛瑠ちゃん?」


「っ!はいっ!」