「えっ?って、いるの?」
「うん!」

まぢ?
やっばい、うれしい。
優羽が嬉しそうにゆったら
私もなぜか嬉しくなる。
二人で一つだから?

「誰?」

直球で聞く私。
ビックリする優羽。

「えっと、鵜飼 楓 (うかい かえで)だよ」
「あ、優と仲いい感じの?」
「うんっ!!多分鈴田と仲いいよ」
「へぇー」

ちなみに鈴田 優 (すずた ゆう)とは私の好きな人。
ちょうイケメン。
かなり笑顔可愛いし、
やっばいっす!!(笑)
うち、ベタ惚れかな?
まぁ、いいさ、長いから。

「てかもう教室だよ?」
「ほんとだぁ」




--ガラガラ-





喋ってると今日に着いた。
早いな…いつも思う。
それと同様に優と
同じ学校だったら




…………同じクラスだったら
少しは変わったのかな?
あなたの気持ちも変わってる?

そんなの後悔したって
意味がない。

分かってるけど、
会えなくて毎日寂しい。

彼女でもないけど……。


「あ、真由達だっ!!」
「ほんとだ、おはよ」
「「おはよ」」

なぜか私達は
色んな人から話し掛けられる

朝の用意したらすぐに
佑羽の所へ向かう。
これはいつもの癖。

そして楽しく喋ってると


「佑羽いるーっ?」
「はーい?」
「呼ばれてるよ」
「ありがと」

こうやって呼び出し
これは告白の呼び出し。
佑羽はモテモテ。
顔もスタイルも頭脳も
すべてよいから。
モテるのも当たり前。
こうやってよく
呼び出されたりする。

うらやましいな、って
ちょくちょく思う。
一人になると、色んな子が
よってくる。

「ねぇねぇ、アドレス教えて?」
「え?」
「急にごめんね、亜望 (あも)だけど…」
「分かるよっ」
「いーよ!! 赤外線にする?」