自分の席に戻ると、ある男子が話し掛けてきた

「よっ」

「あ、山本くん、おはよう」
「お前ら、怪盗Xのこと調べてんだって?まさか、正体探ってるとか?」

「まあ、一応ね……」

「へぇ、………俺、ああいうの嫌いだな、イジメみたいで…」

「そうだよね…」

「ま、まあがんばれよ」