「んじゃ、席替えしまーす。」
ええ!?もう席替え!?はやくない!?やだぁ~
そんな事考えてるうちに、あみだの紙が私に回ってきた…
「てきとーでいっか…」

「んじゃ、席かくよー」
この先生、先生ぽくなくて面白い…


えーっと、私の席は…
げっ、一番前!しかも教卓の前!最悪です…
んで、隣は!?
まじ!?夢じゃないよね!?
やったー!!!好きな人の隣になった!
やった!高橋の隣だ!
「・・・」
「・・・」
と・な・りなんだけど・・・
なに、喋っていいか、わかんない
結局、しゃべ・・・
「おい」
「な、何?」
「今日の放課後、図書室前にこい」
は?
いきなり、それすか!?
まぁ、いいけど・・・


あーーーー、もう放課後だぁー
行かなきゃーーー


「あの~」
「俺、お前のことが好きだ。付き合ってくれ」
はいー!?
うれしいけどー
!?
「私でよかったら…」
「まじ!?よかった~」
「はひ!?」
なんか、目の前がまっくらなんですけど~
「あっ、ごめん。嬉しくて、つい…」