am 8:00


「舞衣(マイ)~!!!
何で起こしてくれへんのよぉ~?!」

「起きひん愛衣(アイ)が悪い」


階段を駆け下りた先には

見慣れた制服に身を包んだ我が妹



「愛衣、先行くで?大チャン待ってる」

「待って、今行くから」


そう言いながらお弁当をかばんにつめた



ガチャッ



「おっす」

「おはよ、大チャン」

「おせぇっつーの」


「だって愛衣が~」


は?!アタシのせい?!
アタシのせいなん?!


「また寝坊か」



大チャンは優しく笑った