「ルイ、おかえり。
利央葵、はじめまして。」
大生の部屋に入って、ギュッてされた。
肌寒いから、あったかい。
利央葵は寝てる。
「大生…逢いたかった。」
「絶対結婚しよう。」
「えー!?
って、嘘だよ。」
「プロポーズ、楽しみにしてろよな。」
「コクったときみたいに、モジモジじれったかったら、断るねー。」
「もうそんな俺じゃねぇよ。
親にもなったし、大人にもなったから。」
「今だって、顔真っ赤なのに。」
アタイだって…絶対顔真っ赤。
久しぶりの二人っきりだもん…///
「大学生活に、支障はないから。」
「一緒に頑張ろう。」
「約束、ね。
薬剤師にも絶対なろうね。」

