こい×ばど -恋×羽球- ②



「ルイ、おかえり。
利央葵、はじめまして。」


大生の部屋に入って、ギュッてされた。
肌寒いから、あったかい。
利央葵は寝てる。


「大生…逢いたかった。」

「絶対結婚しよう。」

「えー!?
って、嘘だよ。」

「プロポーズ、楽しみにしてろよな。」

「コクったときみたいに、モジモジじれったかったら、断るねー。」

「もうそんな俺じゃねぇよ。
親にもなったし、大人にもなったから。」

「今だって、顔真っ赤なのに。」


アタイだって…絶対顔真っ赤。
久しぶりの二人っきりだもん…///


「大学生活に、支障はないから。」

「一緒に頑張ろう。」

「約束、ね。
薬剤師にも絶対なろうね。」