「利央葵くんすっごいお利口ですね! 教育がとてもいいですね。」 「ありがとうございます…」 ウルウルに目が潤んで真っ赤になってる。 「泣くなよ…っ」 俺はほっぺの涙を手で優しく拭った。 それでも落ちてくる涙。 「若ママ若パパだから、全然ダメだって…」 「世間の偏見って、外見で判断されるもんね。 でも、命を授かったから育てる度胸、 すごいと思うよ!」 「ありがとうございますー!!!」 公園デビューも成功だったし、 よかったんじゃないかな。 ってまた泣いてるし…