あの高校を卒業してから



もう3年目の春がくる…






祐輔がいなくなってからは



4年の歳月が流れていた





祐輔がこの学校に居たのは



たった1年だった…





それなのに余りにも鮮明に



俺の記憶から消える事はなかった…






そして…





そう思っているのは



きっとこの俺だけではない





祐輔の事を知っている誰もが



そう思っているに違いない…







そんな魔法を掛けたまま




アイツは姿を消してしまった…