クロ猫とわたし


「どうしてまた…いるの

何で私の部屋にいるの?

もしかしてあんたのせいで死ねないの?」


何てね…ただの黒い猫だもんね

(ただの黒い猫じゃないよ)

「え…!誰今の…声が」

(僕だよ)

「まさか…あんた?…猫」

(そうだよ!こんにちは)

「いや…口あいてないし…違うよね」

(だから僕だよ!黒い猫だよ)

「嘘だ」

(本当だよ!愛ちゃんとは心の声で話てるんだ)