ブス子の彼氏はplayboy

帰り道。
侏羅とは目を合わせることが
できなかった。
…泣きたくなっちゃうから。



『夭乃。』



名前を呼ばれて、
ギュッと侏羅は自分のほうへ
私を引き寄せた。



『無理、してる?』



「え…。」



『さっき、作り笑いだった。』



「…ばれてたんだ。」



『やっぱ行かねーかな。』



「え?」



『夭乃、泣きそうだし。』



「…泣きそうなんかじゃないよ。」



侏羅がそうやって……
そうやって優しくするから。
私の涙は止められなかった。