侏羅との約束の日。
買ってもらった服を着て
髪もいつもより顔が見えるように
後ろにながした。



(こんな感じ…かな/。)



「やば!遅刻する!」



私は急いで玄関を出た。






「…はぁ……はぁ。」



『一分遅刻だよ。』



「ごめん…。」



『今日は許す。
いつもより気合い入れて
来てくれたみたいだし。』



……チュ―…



「/////!!」



『ふっ。』



赤くなった私の顔を見て
軽く笑って私の手を握って
歩きだした。