ブス子の彼氏はplayboy

『行くぞ。』



侏羅はまた私の手を引いた。



『ちょっと付き合って。』



「…いいけど。」



侏羅に連れて来られたのは
ショッピングモールだった。
しかも、その中の
女の子用の服の店。



『……ん〜…これかな〜。
いや…こっちか?』



「…侏羅。彼女へのプレゼント?」



『彼女?そんなのいないよ。
夭乃の服。』



「私の!?」



『んー。
…夭乃って、どんなんがいいの?』



「え…とー。……これ。」



『まじ…。……もうちょっと
派手なのは?』



「着たこと…ない。」