ブス子の彼氏はplayboy

『俺、お前みたいなやつ
一番嫌いなんだけど。
なんでもかんでも
自分の手に入ると思うなよ。
どぉせ、俺のことだって
見た目だろ?
そんなやつに好きって言われても
何にも嬉しくねーよ。』



侏羅は、今まで溜め込んでいたものを吐き出すように
言葉を発していた。



『いつもくっついてきてんじゃねーよ。
暑苦しいんだよ。』



〈…水谷先輩、酷い!〉



『俺のことをどう思おうと
そっちの勝手だけど、
また夭乃に手出したら、
女でも許さねーから。』



侏羅はニコッと笑った。



〈…最低!〉



眞美達は、トイレから
出て行った。



『夭乃?大丈夫?』



コクリと頷いた。



『今日は濡れてないみたいだね!
戻ろっか!
友達も心配してるんじゃない?』



「うん…。」