『じゃ、また学校でね!
なんかあったら、いつでも
俺に言って!
三年一組にいるから!』



「わかりました。
今日はありがとうございました。」



『敬語使わなくていいよ!
あと、侏羅って呼んで!
水谷さんって、なんか
慣れないからさ。』



「すいません…。…侏羅//。」



『じゃあね〜!』



侏羅は手を振って
行ってしまった。



侏羅が帰ると心細くて、
寂しかった。





侏羅……―。
私の心に深く刻み込まれた名前。