余命半年の命-わたしなりのHappy☆Life-



「………ちょっと待ってろ」

金色の男の子は、
そう言うと突然、
授業中なのに立ち上がった。


…………えっ???



ポカーンとして見ていると、
金色の男の子は、
ロッカーを開けた。


そして中をガサゴソとあさり…。


「はい」


わたしに、
教科書を差し出してくれた。