「あ、あの…錦織君。な…何か?」 あたしは、4限が終わる直前に、 起きた錦織君の視線を、 さっきから感じていた。 「宮園…だっけ?」 「はい。宮園 歌です。うた、って書いて、アリア」 「…………アリア?」 ―ドキッ!! 錦織君に、名前を呼ばれた途端、 動悸がし始めた…。 あたし、おかしいよ…。