「あ、ありがとうございます!!」 「んじゃ俺、寝るわ。ロッカー、汚ねぇけど、勝手にあさって、教科書使っていいから」 「あ、はい。ありがとうございました。起こしてしまって、すみませんでし…「グゥ〜…」」 名前も知らない金色の男の子は、 もう、夢の中に 行ってしまっていた。