そう、私は男に興味がない。
別に嫌いとかってわけではないんだけどね。

女子だったら、
普通に仲良く喋れるけど
男子は深く関わった人とかじゃないと
あんまり喋らないんだ。

まぁ、その何ていうか
人見知りってヤツだよ!!

とにかく私は男に興味はないから、
ふわぁ~とあくびをして
また寝ようとした...んだけど...、

「ちょっと沙映、聞いてる~!?
転入生だよ!気にならない???
しかも、頭良くて野球部なんだよ~
絶対!カッコイイ人だって~」

興奮が抑えられないのか、
優月は机をバンバン叩いてそう言った。

...叩きすぎだって...
さすがに机がかわいそうになってくる。

「興味ないよ~><;
だって男でしょ???
しかも隣のクラスなんだから
喋ることもないだろうし...
野球部とかどーでもいい~・・・」