「ん……」



それから少しすると、先生から寝息が聞こえてきた。



さっきとは違う穏やかな寝息が。



「よかった。」



解熱剤が効いてきたのか、もう大丈夫だという様子が先生から伝わってくる。



それに、よく眠ってる先生の寝顔はとても綺麗なものだった。



あんなに苦しそうだったのに…薬の力は凄いや。